- 電車でつり革をつかむとき
- シャンプーをするとき
- エプロンの紐を結ぶとき
- 髪を後ろに束ねるとき
- 歯を磨くとき
- 洋服を着替えるとき

四十肩(五十肩)とは?
通常は40代以降の方に起こりやすいと言われる四十肩、五十肩ですが 原因としては肩関節の可動域の減少や筋肉の衰え、 硬化なよって発生するとされています。 また普段からの運動量の低下などによって次第に悪化する傾向があるので 日常的な改善が求められるようになります。 一般的には極力冷やさずに硬化した筋肉をほぐしたり、 軽い関節運動を行う必要があります。 四十肩、五十肩を放っておくと肩関節の可動域の低下など 日常生活にもかかわります。 また肩関節をかばうことで他の所に負担をかけ 痛みの連鎖が始まってしまいます。
痛みの状態について

四十肩、五十肩は、①発症期②急性期③慢性期④回復期に分けられます。
ほとんどの場合、経過と共に痛みは改善していきます。
- 発症期(数週間~数カ月) きっかけがなく痛み始め、発症の時期を特定できないケースが多いです。
- 急性期(10日~2週間) 一番辛い炎症がピークの状態。
- 慢性期(約1カ月) 急性期よりは安静時痛は和らぎます。
- 回復期(約1カ月) 痛みがほぼ消える状態。
特定の場所に炎症が起こり、気がついたら痛みがじわじわと広がっています。
ズキズキと、うずくような痛みがあり肩や腕を動かすと激痛が走り、動いても痛いし、何もしなくても痛い 夜寝る時に痛みがあり寝つけない、痛みで目が覚めるこの時期は、「夜間痛」で睡眠障害になる人もいます。
激痛があるときは、迷わず整形外科やクリニックなどの受診をおすすめします。
急性期の痛みにより、動かさない状態が続くことで関節が硬くなり、動かせる範囲が狭くなっています。
痛みの範囲も、肩の前面や側面など「ここが痛い」と特定できるようになります。
この段階で油断して無理をすると、「②炎症期」に逆戻りすることもありますので注意!!!
ただ、肩関節まわりの筋肉や滑膜などの軟部組織が炎症の影響で固まっているため、痛みは少ないけど肩が動かない状態です
四十肩・五十肩の治療法

- マッサージ 原因の一つである姿勢を正しい方向に持っていくことで症状が緩解します。
- 鍼灸施術 患部に鍼灸を行い、固まってしまった筋肉をほぐします
- 運動療法 硬くなっている筋肉と関係する筋肉を運動します
肩甲骨・胸郭・腕のバランス整えます。
炎症や動かせないことによって硬くなった筋肉をマッサージでほぐしていきます。
相反神経抑制によって可動域を広くします
セルフチェックしてみましょう
自分は四十肩・五十肩なのか? 気になる人はセルフチェックしてみましょう!
整体施術では、筋肉+骨格を整えることで、首、肩こりの改善を図ります。
・両腕を前から、耳の後ろまでまっすぐあげる・手のひらを上に向け、両腕を真横から真上に上げる
・腰の後ろで反対側の肘を指で触る
・頭の後ろで反対側の耳を指で触る
この動作を行った際に、「痛みがある」「スムーズに腕を動かすことができない」といった場合は、四十肩・五十肩が疑われます。
気になる症状は早めに、整形外科や当院で診察を受けてみましょう。


